コロナ患者の最期 -皆さんに伝えたいこと-

これまで看護師の仕事をしていて、幾度となく患者の死をみてきました。

正直、何度も患者の最期を看取るとこの患者はこうだった…とか覚えてません。

しかし、印象に残っている患者もいます。

最近、コロナで亡くなった患者は今後、忘れられない患者の一人となりそうです。

その患者は亡くなる少し前まで話すことができていました。

テレビドラマのように穏やかな会話をし、安らかに眠るのが理想ですが、その患者は最後、何度も「苦しい」と叫んでいました。

家族等の面会もリモート面会はできますが、直接会って面会することはできません。

病院にいながらも「孤独の死」を迎えます。

第6波では無症状が多いとか、2回コロナにかかったけど復帰できたとか,症状が軽いことばかり報道されていますが、状態が悪化する人もいます。

息が苦しくて呼吸ができない。

どんなに強い「痛み」より、「息ができない」ことの方が辛いと思いませんか?

コロナにかかっても大丈夫、休日は出かけたいから出かける!

こんな風に考えないでください。

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