どの職業でもそうだと思いますが、職場の人間関係に悩まれてる方は多いのではないでしょうか。
嫌いな同僚に勝つには証明できる資格を取得することが一番だと私は考えます。
看護師に人気の資格とデメリット
そこで今回は看護師が持っていると良い資格を紹介します(^^)/人気の資格だけなら専門性の高いホームページでいくらでも調べられると思います。しかし、デメリットについて書かれたサイトが少ないので欠点についても一緒に書かせてください。
認定看護師
認定看護師は一番人気といっても過言ではないです。認定看護師は、特定の分野において看護技術と知識を利用し、専門性の高い看護を提供することを目的としています。資格取得には5年以上の実務経験(3年は認定分野での実務経験)が必要です。どの病院でも認定看護師は活躍できるため取って損はないです。
デメリット
約1年間の研修があり、教科書代など含めると費用は100万超えます。研修費用を職場が 負担してくれるなら良いですが自己負担になるとやや痛いです。また、各職場により完全にルールが異なると思いますが、私の職場では昇任試験を受ける人のみに受験資格が与えられます。これを個人で勝手に申し込んだスタッフが「倫理的にどうかと思う」と謎に師長から怒られてました。
専門看護師
認定看護師よりさらに専門性の高い知識・技術を深め、看護の実践や教育、相談に加え、研究なども行っていきます。嫌いな同僚にマウント取るにはもってこいの資格です( `ー´)ノ
デメリット
専門看護師になるには認定看護師と同じく5年以上の実務経験(3年は専門分野の実務経験)に加え、看護系大学院の修士課程修了と日本看護系大学協議会が定める専門看護師教育課程基準の所定の単位が必要です。認定看護師よりも難しく合格率がぐっと下がるわりには働き口が少ないのが現状です。また、大学院自体は2年生ですが、働きながら通っている方は3年かかる人も少なくないです。費用も年間100万ぐらいかかるので、費用の面でもおすすめできません。
ケアマネージャー(介護支援専門員)
要介護者や要支援認定を受けた人の相談や必要なサービス提供する専門職です。ケアマネージャーになるためには保健医療福祉分野での実務経験5年以上、介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、介護支援専門委員実務研修の過程を修了する必要があります。
デメリット
ケアマネージャーになること自体は問題ありません。しかし、看護師がケアマネージャーとして働くと「看護目線」で考えてしまい、家で生活する人の気持ちになったサービスが提供できるかと聞かれると正直、介護職を経験してきたケアマネと比較し知識が劣っていると思います。ケアマネは利用者自身がケアマネと相性が合わないと感じたら簡単に変更できるため信頼関係は大切です。必要なサービスを提供していくためには相当な努力が必要だと個人的に感じます。
個人的におすすめする資格
呼吸療法認定士
日本胸部外科学会、日本呼吸器学会、日本麻酔科学会の3学会より認定されます。酸素や人工呼吸器の取り扱いなど日常業務に役立つことをより詳しく学ぶことができます。
デメリット
呼吸療法認定士は国家資格ではありません。受験資格を得るには3学会が指定する学会や講義に参加し、決められた点数以上を取らないといけません。受験の申し込みも人数制限があるので応募しても受験できない人が当たり前のように出てきます。資格取得後も学会の参加など更新の条件が厳しく、認定看護師などと違って手当がつかない職場が多いです。
ちなみに、私は密かに来年度の受験を目指しています。上司に認められなくても、日常業務の中でサラッと知識や技術を発揮できたらかっこいいですし、嫌いな同僚にも差をつけるためです(‘ω’)ノ
英語の資格(TOEICやTOEFLなど)
英語は外国人の方の入院を積極的に受け入れてる病院・クリニックでないとなかなか使う機会が少ないと思います。だからこそ、何年か一度に外国の方が診察・入院してきた時に重宝される存在になるのです。今はコロナ禍で普段外国人の方が来ない病院でも訪れることが増えてきているのではないでしょうか。
私の職場でも先日、外国の方が入院されました。その方は日本語が乏しく、翻訳機を通してコミュニケーションをとっていました。ある時、簡単な文章を翻訳機に向かって話すと、その翻訳機に「弾薬投げて」と変換されました。仕方なく、下手くそな英語で話したらすぐに理解してもらえましたが、患者様が翻訳機を信じてしまったら問題発言ですよね。
英語が話せれば、外国の方が多く来院するクリニック勤務や海外への派遣など活躍の場を広げることも可能です!(^^)!
おわりに
今回紹介した資格はほぼ働きながら取れる資格です。現役看護師は若い世代に邪魔者扱いされないために、経験が浅い看護師はムカつく先輩を追い抜く勢いで勉強頑張りましょう!!

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