長生郡一宮といえば、「サーフィン!」というイメージを持つ方が多いかもしれません。
実際、海の近くにはハワイアンテイストのカフェや、アサイーボウルが名物のお店も多く見かけます。
この日、私もそんな一軒の海沿いカフェを目指して車を走らせていたのですが――
ふと「カフェ」という看板に目を奪われました。

一軒家風の建物で、外観からしてなんだか気になる雰囲気。

何より、お庭がとにかく可愛い! 小さな花や緑が丁寧に手入れされていて、まるで森の中の小さな別荘みたい。



「ちょっと寄ってみようかな…」と思った瞬間には、もうUターンしていました。
雑貨にときめく!つい長居したくなるお店の中
扉を開けると、アクセサリーや小さな置物、ちょっとしたインテリア雑貨が所狭しと並んでいて、一歩足を踏み入れた瞬間からわくわくが止まりません。



どれもあたたかくて、お店の方の人柄がにじみ出ているようなセレクト。
ひとつひとつに愛着が込められているような、そんな優しさを感じました。
この日は、男性の方がお一人でお店を切り盛りされていましたが、並んでいる雑貨を見ていると、もしかしたらご家族の趣味やセンスも加わっているのかもしれないな、とふと思いました。
そう思わせるほど、空間全体にどこか家庭的な温かさが漂っていて、初めて来たのに、ふっと気持ちがほぐれるような居心地の良さがありました。
雑貨だけを見に訪れることもできるようで、私が滞在している間にも、若い女性がふらりと立ち寄って、雑貨をじっくり見ていました。
カフェ目的じゃなくても気軽に入れる雰囲気があるのも、魅力のひとつです。
食事が出てくるまでの時間も、そんな雑貨たちに夢中になって、あっという間に過ぎてしまいます。
「もう少しゆっくり見ていたいな…」と思うほど、長居したくなる空間でした。
ふわふわパンと豆たっぷりのスープが優しいランチタイムにぴったり
メニューは以下となります。




この日は、特に情報もなく入ったお店だったのですが、後から口コミを見たら「ケーキが美味しい」と評判のようです。
(次回はぜひケーキを!)
私が頼んだのは、「豆のスープとパンのセット」にアイスティーを添えて。

まずはパン。
とにかくふわっふわ! 柔らかくて、まるでクッションを食べているかのような優しい食感。
ほんのり甘みのある生地で、オリーブオイルが添えられていたものの、私はほとんどつけずにそのまま完食してしまいました。

次にスープ。
豆がたくさん入っていて、トマトベースなんですが酸味は控えめ。
どこかホッとする、家庭的で優しい味わいでした。
身体にじんわり染み込むような感じがして、「あぁ、こういうごはん、最近食べてなかったな」と思わされました。
そしてアイスティー。

甘さを加えなくても、茶葉本来のやさしい風味がふんわりと広がって、口の中に残る余韻まで心地よい。
すっきりしているけれど、どこかほんのり甘くて、食事の最後までほっとした気持ちにさせてくれました。
カフェ巡り好きさんにこそ教えたい、海辺の“穴場カフェ”
お店は道路沿いにありますが、不思議と喧騒を感じない、隠れ家のような雰囲気があります。
一人でふらっと立ち寄っても、すごく落ち着ける空気が流れていました。
こういう「たまたま見つけた素敵なお店」って、旅やドライブの醍醐味だなとあらためて感じます。
予定していたカフェもきっと良かったと思うけど、この日の私は、この場所に出会う運命だったのかも。
次回はぜひ、ケーキも味わいたいと思います。
あと、お気に入りの雑貨も何か買って帰ろうかな。
▶まとめ:一宮の海の近くで、こんな癒し空間に出会えるとは
海のイメージが強い一宮町ですが、こんなふうに“森のような癒しカフェ”もあるんだと知ることができて、ちょっと得した気分です。
パン好きさんにも、雑貨好きさんにもおすすめのスポットでした。
基本情報
店名:Dimanche(ディマンシェ)
電話:0475-42-2817
住所:千葉県長生郡一宮町一宮10078-5
営業時間:12:00-17:00(季節により17:00、18:00があるようです)
定休日:金・土
支払い方法:現金、paypay、楽天pay、d払い
子連れ:可
駐車場:あり(5台)
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