
千葉・勝浦エリアといえば、青い海や新鮮な海鮮料理を思い浮かべる方も多いはず。でも、実はもうひとつの魅力があるのをご存知でしょうか?
それは、山道の先にひっそり佇むレトロな喫茶店。今回ご紹介するのは、知る人ぞ知る隠れ家喫茶『リーフハウス』です。
車でのアクセス注意ポイント
「リーフハウス」は、JR外房線の「上総興津駅」から徒歩で約10分ほど。駅から海側ではなく山側に向かって進むと、国道177号線にぶつかります。
この国道177号、実はなかなかの山道でカーブが多め。そのうえ、道幅もそこまで広くないため、車の運転には注意が必要です。
お店はその山道の終わりがけ、カーブを抜けた少し手前の左側にあります。看板は控えめで、建物も自然と調和しているため、事前に場所を確認しておかないと通り過ぎてしまう可能性大。
私も、しっかりナビで調べて向かいましたが「ここで合ってるよね…?」とちょっと不安になる立地。それでも、到着した瞬間に「これは…間違いなく穴場だ」と感じました。
駐車場情報:店前と左手側に数台あり
車で来る方にとって気になるのが駐車場。
リーフハウスにはお店の前に3台分、そしてお店を正面にして左手側に2台ほど駐車スペースがあります。ただし、前述の通りカーブの多い山道なので、車の出入りやすれ違いには要注意です。
【店内レポ】レトロ×森ビュー=心が整う空間
お店に入るとまず感じるのは、木の温もりとレトロな雰囲気。


訪問時は、地元の常連さんらしきお客さんが数組いて、アットホームな空気感が漂っていました。窓の外には“竹林ビュー”が広がり最高に癒されます。

まるで、森の中に迷い込んだ小屋カフェのよう。
写真で見るとややコンパクトに見えるかもしれませんが、実際は奥に広く、ゆったりとくつろげる空間が広がっています。
この日は、年配の女性お二人が調理と接客を担当されており、お忙しい様子でしたが、終始とても丁寧に対応していただきました。
【注文メニュー】本当は別のランチを選ぶ予定だったのに…
メニュー表は以下となります。



実はこの日、私はしょうが焼きランチと決めて訪れたのですが、メニューを見た瞬間に目に留まったのが「南蛮ピラフ(エスニック風)」という謎の一品。
「えっ、喫茶店でエスニック⁉」と心の中でツッコミを入れつつも、なぜかその言葉が離れず…気づいたらオーダーしていました。
飲み物はロイヤルティー(ホット)にしました。
派手さはないけれど、無駄のないすっきりとした味わいで、素材そのものを感じる一杯。お店の静けさと相まって、自然と気持ちがほぐれていきました。

【ピラフの実力】辛さと甘さのバランスが絶妙
ほどなくして運ばれてきたのが、例の「南蛮ピラフ」。
第一印象は、「想像以上に家庭的でほっとする見た目」。でもひと口食べると、ピリ辛テイストで、しかもどこか甘みのある優しい味わい。
口当たりはまろやかで、辛さの中にも安心感があります。

この味付け、正直ハマります。
まさに「家庭の味+α」な一品で、「この味なら毎日でも食べられそう」と思えるほど。
予定を変更してまで注文して正解だったな、としみじみ感じながら完食しました。
【まとめ】勝浦の海に飽きたら、森のカフェでひと休みを
「リーフハウス」は、派手な演出は一切ありません。でも、それがいい。
喧騒から離れ、森に包まれたような空間で、自分だけの静かな時間を過ごせる喫茶店です。
勝浦で“穴場カフェ”や“静かに過ごせる喫茶店”を探している方に、心からおすすめしたいお店。
基本情報
店名:リーフハウス
電話:0470-76-2797
住所:千葉県勝浦市興津964
営業時間:平日 午前10:00-15:00(L.O.14:30)、午後17:00-22:30(L.O.22:00)
土日祝 午前10:00-11:00
定休日:水曜日
予約:可
テイクアウト:可
支払い方法:現金
駐車場:あり(5台ぐらい)


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