今回は小説家・脚本家の原田ひ香さんの『三千円の使いかた』についてご紹介します。
この小説はどこの本屋に行っても目立つところに置かれていたので前々から気になっていました。
あらすじ
良い学校を卒業し就職した美穂。早くして結婚した姉の真帆。家族思いの母智子、そして貯金1千万円を貯めた祖母琴子。それぞれの人生の節目においてお金をどう貯めて、どう使うのかを描かれた作品です。
感想 ネタバレ注意
実際に存在する地名や言葉、そして身近にありそうな出来事が描かれているので読みやすいです。
私自身,お金の勉強をしている最中ということもあり、読んでいて面白かったです。お金の使い方は人それぞれであり、使い方によって人生も変わってくることを改めて感じました。
「積み立てNISA」や「フィナンシャルプランナー」などお金について勉強するにあたり大事な言葉も物語の自然な流れで出てきます。お金を増やしたいけど、何のために増やすか目的が定まっていない方や現状に漠然とした不安を抱えている方などに特におすすめします。
三千円の使いかた (中公文庫 は74-1) [ 原田 ひ香 ] 価格:770円 |
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